おやまちリビングラボについて
About
暮らしの中にあるラボ
おやまちリビングラボは、まちのウェルビーイングな時間を増やす様々な研究・デザインプロジェクトを行う研究拠点です。
東京都市大学総合研究所「ウェルビーイング・リビングラボ研究ユニット」のプロジェクトとして、おやまちプロジェクトと協働で運営しています。
お知らせ
News
プロジェクト
Project
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おやまちプロジェクト
地域活動おやまちプロジェクトとは、東京都世田谷区尾山台周辺地域で、商店街・小中学校・大学・地域住民など、様々な人たちが垣根を越えて集まるコミュニティです。各々が持ち味を発揮しながら、自分たちの手でまちでの暮らしをより豊かにする活動を行っています。実際にまちの多様な世代の人々との出会いやつながりを通して、新たな活動が創出されており、多様な人々と一緒に未来の尾山台を描きながら、まちの誰かの「やりたい」を一緒に叶える「プラットフォーム」を目指しています。
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コーポラティブハウスと地域住民とのコミュニティ形成に関する研究
研究プロジェクトコーポラティブハウスとは、入居希望者同士で組合を作り、自由な住まいを設計する集合住宅。建設前から入居後まで、組合によって入居者同士のコミュニティがつくられやすい一方、入居前からまちや地域住民と関わるきっかけが少ないという課題があります。2023 年6 月に尾山台に完成予定のコーポラティブハウスでは、18 世帯の入居者が尾山台に住む前からまちや地域住民とのつながりを生み出すことを目的に、研究室がコミュニティデザインの設計・実施をしています。2022 年はアクションプランの提案や、地域とつながる第一歩として交流会を実施しました。今後も仮説と検証を繰り返し、他のコーポラティブハウスでも実践できるよう、成果をまとめていきます。
共同研究者:(株) コプラス -
子どものウェルビーイングリテラシーを高めるカードゲーム Super Happy Birthday
デザインプロジェクト尾山台の中学生とともに制作した「Super Happy Birthday」(SHB)は、誰もがハッピーな誕生日プランを提案するカードゲームです。中学生を対象に自分と他人のウェルビーイングを楽しみながら考え、自律的なアクションにつなげる「アクティブ・モラル・ラーニング」として授業やワークショップを展開しています。将来的には、クラウドファンディングによるカードゲームのパッケージ化を目指して準備を進めています。
共同研究者:NTT社会情報研究所 世田谷区立尾山台中学校 -
おやまち暮らしの保健室
地域活動おやまち暮らしの保健室とは、病院に行くほどではないけれど、暮らしの中で悩みについて相談できたり、多様なまちの人々と交流ができたりする、誰もが日常的に気軽に立ち寄ることができる「まちの保健室」です。2022 年度は、妊娠中・乳幼児がいるご家庭の方同士の交流の場やクリニックのサロンを開催しました。また、ウェルビーイングをテーマとしたサービスなどを構想しプロトタイプ化する「ハッカソン」に参加し、テクノロジー分野からのアプローチも試みました。このように、医療や福祉、子育て、介護等の専門家や団体と協力しながら、必要な情報・サービスへつなげる場を目指しています。誰に相談したらいいのか分からない人、そもそも困っていることに気付いていない人などと偶然出会うような場をつくることで、まちの多世代に向けた地域課題・社会課題へのアプローチに取り組んでいます。
共同研究者:(医)創福会ふくろうクリニック等々力 NPO法人せたがや子育てネット 等々力あんしんすこやかセンター 他 -
おやまちカレー食堂
地域活動おやまちカレー食堂は、毎月1回日曜日のお昼に、「地域のみなさんでランチをしませんか?」という呼びかけで行っています。おやまちプロジェクトの活動で出会った平福さんの「孤食をなくしたい」という想いから始まりました。地元の農家さんから提供していただいた野菜を使って、地域の主婦の方々や学生が美味しいカレーを振る舞っており、食を通した地域のつながりの場としてのコミュニティ食堂として開かれています。
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つながるホコ天プロジェクト
地域活動つながるホコ天プロジェクトとは、ハッピーロード尾山台の歩行者天国の時間帯、毎週水曜日の16時~18時に行っているコミュニティ形成のプロジェクトです。興味を持った人が気軽に立ち寄り、その中で新たな出会いを創出するのがこのプロジェクトの大きな目的です。
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タタタカフェ
地域活動毎週水曜日にタタタハウスの1階で「細く長く」をモットーに、学生でコミュニティカフェを運営しています。2022年5月の営業開始から、お客様との会話を通して少しずつ成長。現在では学生のやりたいことを叶える自己実現の場となっていることに加えて、地域住民や大学生がタタタハウスを訪れる「入口」としての可能性も見えてきました。出張カフェやコラボイベントなど、夢は広がります。
Instagram:タタタカフェ -
はたらくウェルビーイングビジネスゲームの開発
デザインプロジェクト「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンとするパーソルグループとともに、ゲームを通して「はたらく幸せ」を体感するワークショップ型の研修プログラムの設計とそのビジネスゲーム開発をしています。はたらく上での自分と他者のウェルビーイングを理解し、一人ひとりの多様な価値観に寄り添った行動を考え、実行できるゲームデザインとは何か。研究者、デザイナー、人事、学生など垣根を越えた様々な視点から創り上げています。
共同研究者:パーソルホールディングス(株) (株)パーソル総合研究所 -
コミュニティマネージャーの人材要件に関する研究
研究プロジェクト人のつながりを生み出し、ウェルビーイングやイノベーションを創り出す存在として、働く場や暮らしの場において近年注目されているコミュニティマネージャー。そのコミュニティマネージャーとはどのような仕事なのかを整理する調査研究を行っています。会社の人事部内やコワーキングオフィス、リノベーション団地、地域のコミュニティスペースなど、実際に社会で活躍する様々なコミュニティマネージャーの方々へのインタビューを分析し、共通のマインドセットやスキルセット、各コミュニティにおけるコミュニティマネージャーの分類などを明らかにしています。
共同研究者:(株)ファイアープレイス -
玉川野毛町パークらぼ
デザインプロジェクト等々力駅から徒歩10分、以前から地元の方々に親しまれている玉川野毛町公園の隣接地が新たに公園として整備されることになりました。その拡張部分をどのような公園にするか。地域の方々が集まり、工事前の敷地で実際に活動しながらランドスケープや施設のデザインを考え、完成後の運営を担う仲間を増やしていくのが「玉川野毛町パークらぼ」。住民参加デザインの新たなかたちのチャレンジです。2025年の開園に向けて準備を進めています。
共同研究者:玉川野毛町パークらぼ (株)E-DESIGN NPO法人ツナグバヅクリ (株)遠藤克彦建築研究所 世田谷区みどり33推進担当部公園緑地課 -
河川敷空間に設けるミーティング施設の効果に関する研究
研究プロジェクトまちと水辺のつながりが弱い二子玉川。(一社)二子玉川エリアマネジメンツは、多摩川の河川敷でMizube Fun Baseというスペースを運営し、地域住民の交流や愛着が育まれるような取り組みを続けています。そのひとつ「アウトドアオフィス」は焚火を囲めることが特徴ですが、公共空間での焚火はまだまだ一般的ではなく、地道な社会実験と広報が必要です。そこで、研究室が共同研究者として参画し、場づくりの実験方法の提案や焚火がもたらす効果の測定などの面から伴走支援を行っています。
共同研究者:(一社)二子玉川エリアマネジメンツ -
Child Care Commoms
研究プロジェクト
わたしたちの子育てを実現する代替親族のシステム要件の構築子育て世帯の親子に第三者が参加することで、お互いのウェルビーイングをつくりあえるような仕組みとは?子育ての不安や孤独を低減し、心安らかな社会を実現するためのJST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)の研究プロジェクト。2023年度から「CCCラボ」を開催。多様な立場の人が子育てに参加できる道筋を探っていきます。
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ハッピーロード大作戦!
地域活動ハッピーロード尾山台をさらにハッピーに!商店街のコアメンバーのみなさんと始めたプロジェクト。商店と客という関係を超えて、いろいろな人が出会い、いろいろな活動ができる「場としての商店街」を地域の多様な人と実現していくために、ビジョンづくりやワークショップなどを準備中。
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島根県海士町
地域連携本土からフェリーで約3時間、日本海に浮かぶ人口2,400人ほどの小さな島である海士町は、数々の先端的なまちづくりの取り組みが地方創生のトップランナーとして注目されています。 数々のご縁から、2022年7月に東京都市大学と海士町が連携協定を締結し、8月半ばには研究室学生1名ほか学生4名が参加する1ヶ月のインターンシッププログラムを実施しました。初めての離島生活に慣れないこともありましたが、海士町の自然・食・人・文化すべてに魅了され、かけがえのない経験となりました。
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徳島県神山町
研究プロジェクト徳島県神山町は人口5,000人ほどの山間のまちで、サテライトオフィスが早くから立地するなど地方創生の先進的事例といわれるまち。まちの創生戦略「まちを将来世代につなぐプロジェクト」に基づき子育て世代の家族が集まって暮らし、関係性を育めるように整備された「大埜地の集合住宅」は地元の手と資源で時間をかけてつくる手法をとり、まちに開かれたコミュニティ施設「鮎喰川コモン」が併設されています。そのコミュニティ形成過程がとても興味深く、研究室では2015年頃から調査に入り研究を続けています。
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宮崎県新富町
地域連携新富町は宮崎県の中央部沿岸地帯に位置しており、「世界一チャレンジしやすいまち」を掲げ、持続可能な地域の実現を目指した先進的なまちづくりが行われています。 2022年度は5名の学生が4日間のスタディツアーに参加。「もう一度戻ってきたくなるまち」をテーマに、新富町との関わり方を考えながら架空の物語をつくる「スーパーハッピー関係人口ワークショップ」を行いました。食材・自衛隊基地・海など多くの魅力を活かした、オリジナリティ溢れる5つの物語が生まれました。
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